表彰・生徒会役員退任式・終業式・自転車点検・資源回収
2020年12月25日 10時55分今日は2学期最後の登校日です。
今朝も早くから登校し、自主的に掃除をする生徒の皆さんがいます。何かを得るためとかではなく、ただただ学校をきれいにしたい、その一心で毎日掃除をしています。こういう人たちがいて、南中は年々美しくなっています。知らない人もいるでしょうが、「誰の仕事でもない仕事」を進んでする人がいてくれて、世の中は回っているのだと思います。ありがたいことです。
全校生徒が登校し、朝の会・掃除の後、体育館へ入場しました。
まず2学期後半に受賞した数々の表彰と、先日行われた学年別合唱コンクールの表彰を行いました。受賞者全員の呼名はしましたが、コロナ禍ですので今回も代表のみ登壇・表彰となりました。
続いて、令和2年の生徒会役員退任式へ。様々な行事が縮小・中止になる中、最大限の努力で学校を活性化しようとした生徒会役員の皆さんが、一人一人挨拶をしました。本当にご苦労様でした。そして、ありがとうございました。
その後、気を引き締め直して終業式へ。校長先生の式辞を次に載せました。
「長かった2学期も本日ですべての予定を終了し、いよいよ明日から13日間の冬休みが始まります。
コロナ禍の中での2学期ではありましたが、新しいスタイルでの秋季大運動会、新チームになって初めての公式戦である新人体育大会、成果と課題が浮かび上がった愛媛県新人体育大会、そして、多くの選手が自己ベストを更新した新居浜市駅伝及び愛媛県継走大会、2年生のみなさんが仲間と楽しい思い出をたくさん作った四国内の修学旅行、さらに学級の団結力を確認した合唱コンクール等、たくさんの行事がありました。本当にみなさんの素晴らしい活動と笑顔を見ることができた学期でした。
また、腰塚 勇人(こしずか はやと)先生をお招きして、念願であったご講演をしていただいたり、一人一人が差別解消に向けて人権・同和教育に熱心に取り組んだりすることによって、心も大きく成長した学期でした。
新形コロナウイルス感染症の猛威は、いつ収まるか予測不可能な状態ではありますが、このような時だからこそ、自分を、そして周囲の人々を大切にする生き方が必要となります。腰塚先生の『5つの誓い』には、他者への励ましや感謝を言おう、他者を尊重し最後まで話を聞こう、他者の長所を見よう、他者を手助けしよう、他者の心の痛みをわかろうという、人間尊重の精神が満ち溢れていました。多くの時間をかけて学んだ人権・同和教育でも、人権を尊重し、差別のない幸せな世の中を作っていこうという、強い思いをもちました。
来るべき2021年は、思いやりにあふれた温かい1年であってほしいと思います。そのためにも、この冬休みは、規則正しい生活を通して、健康な心身を育み、2学期の取組を振り返ることによって、新しい目標と決意をもってください。
1月8日、みなさんと笑顔で再開できることを楽しみにしています。」
式後は2学期最後の学活となり、各学級で通知表を渡すなどが行われました。
学活が終わって、2学期最後の行事『自転車点検』と『資源回収2日目』のため、運動場へ。
寒さも強い中、生活委員会による『自転車点検』と奉仕委員会による『資源回収』が並行して実施されました。関係ないことをする人は一人もおらず、みんな真剣に、黙々と作業に勤しんでいる姿を見て、「本当に南中ってすばらしい生徒の集まりだなぁ」と感心しました。
以上で、今学期全ての日程を終えました。今から約2週間の冬休みに入ります。1・2年生は部活動に励んだり、これまでの学習の振り返りに力を入れてくださいね。3年生は希望する進路実現に向けて、勝負ですね。頑張ってください!