薬物乱用防止教室
2020年6月10日 14時14分先週、先々週の2週にわたり、各学年ごとに「薬物乱用防止教室」を行いました。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、生徒431名全員を一度に体育館に集めることはできません。例年だと、外部から講師をお呼びして開催するのですが、3回も学校に来ていただく訳にもいかないので、本校職員が講師となって教室を開催しました。
3回行われた教室は、3学年それぞれに合った内容も入れながら、薬物乱用の恐ろしさについて話が進みました。
特に生徒の皆さんに訴えたことは、薬物を乱用している人たちが、いきなり大麻や覚せい剤などを使用するようになるのではなく、そのきっかけは、未成年でタバコを吸い始めるなどの社会や集団のルールやきまりを守らないことから始まっていくのだということ、また、生活のリズムが乱れて夜遅くに外出するような人は「この子は断らないだろう」と思われて、いくらでも悪の道への誘いが来るのだということ、などです。
生徒の皆さんは、皆、真剣な顔で話を聞いていました。感想の一部を載せますのでご覧ください。なお、生徒指導通信「大樹の根っこ№3」(今週配布予定)には、各学年の感想を載せています。ぜひ、ご覧ください。
〇 今日の薬物乱用防止教室で、改めて薬物の怖さを知りました。薬局や病院でもらう薬でも、使い方を間違えればとても危険だと知って、きちんと自己管理できるようにならないとな、と思いました。知人・友人に勧められても、しっかり断る勇気をもちたいです。これから先の長い人生、まわりの人に心配かけたり、迷惑をかけないように、今日学んだことを生かして、立派な大人になりたいです。
〇 私がこの話を聞いて分かったことは、自分なら薬物を使わない、使ってもすぐに止められるという自信がありましたが、一度使ってしまうと、脳が壊れるから自分の力ではどうすることもできないということが分かりました。だから、自分から手を出さない強い意志と、薬物を使うきっかけになるような環境にいないようにしようと思います。今日教えてもらったことをしっかりと覚えて、家族とか誰にでも教えてあげられるようにしていきたいです。
〇 一度でも薬物を使ってしまうと、抜けられないんだなと、改めて思いました。せっかく親からもらった健康な体なので、私は絶対にクスリに手を出さないと固く心に決めました。また、私の身近な友人がドラッグに手を出そうとしても、私が絶対に止めてあげたいなと思いました。これからも自分の体を考えて行動したいです。
〇 薬物を乱用することは、とても怖いことだとすごく思いました。一回の乱用でも、大変なことになるなと分かりました。幻覚が見えたり、幻聴が聞こえたり、脳に異常が出たりと、いろんな症状が一回の乱用でも出たり、死んでしまうことがあるのが怖いと思いました。絶対にしてはいけないものだと思いました。人から誘われてもだまされず、その場から離れて、何があっても乱用しない人になろうと思いました。